PIEGA JAPAN

 

アルミニウムキャビネット

ハウジングはPIEGAが数十年間にわたって採用している高性能の押出技術に基づいています。新しい構造の可能性により、剛性度が更に増加されました。ハウジングの内部には様々な新しい改良型アルミ製内部補強構造(TIM)が採用されています。これらのTIMは全体のハウジングを制御された張力下に置き、全面的にクリアで無共鳴、かつ着色のないありのままのサウンドのために微細なハウジング内の振動をも抑えます。残存する微小共鳴でさえも革新的な粘着性ダンピングマットによって完璧に排除されています。ハウジング壁の振動に起因する振動損失がないことで、度外れの正確さと精密さでほとんど爆発的なダイナミクスと、なおかつ音楽再生の未確認のサウンドの純度をもたらします。全てのサウンドは妥協することなくオリジナルの美しさはそのままに完全に達成されます。

  • 極めて高剛性の新しいアルミニウムプロファイル
  • 無共鳴ハウジングのための改良型アルミ製内部補強構造(TIM)
  • 最大限のサウンド純度のための粘着性ダンピングシート
  • 影響を妨げない一体化されたフロントグリル

ヨーロッパにおける最大手のアルミニウムプレス機を用い、3トンのアルミニウムの塊から7,500トンのプレス機械によって押し出し成型されています。その結果が、並外れた剛性を獲得した高密度のスピーカーキャビネットです。Coaxシリーズ、Premiumシリーズは内部に補強リブが配置されており、Coaxシリーズでは新たにアルミニウム製のブレーシングを採用。ハウジングの影響が反映される音楽的クオリティーを更に極めます。この完璧なダンピングハウジングシステムが固有のサウンドの発生を防ぎ、それぞれの機種に応じて考え抜かれた最高グレードものとなっています。

洗練されたCの形状は、スタイルの観点から魅了するだけではありません。レゾナンスの軽減やスピーカー内部の定在波などの技術的要素も含まれます。構造上におけるアルミニウムキャビネットの有利な点は、高剛性でありながら従来の木製キャビネットに使用されているものよりも側面の厚みが薄くてすむことです。同じ容量でも、アルミニウムキャビネットであれば必然的に外寸のサイズも小さくて済むという点も強みです。

アルミニウムは内部損失が少なく共鳴しやすいため、PIEGAはスピーカー内部に振動減衰用のシートを追加しています。これにより、特別に押し出し成型されたアルミニウムは、魅力的な外観を保ちながらも最良な技術・音響特性を可能にします。